脇役~龍の中学時代の水泳部仲間

海棠 龍
海棠 龍

 

 中学校時代、は水泳部に所属し、一年の時からレギュラー入りして活躍していました。龍と同じように入学してすぐから頭角を現したのがこの三人。当然龍と共にメドレーリレーでは、大会の度に四人で表彰台に上りました。鈴掛南中学校水泳部の黄金期を飾る四人として、その後も功績が語り継がれています。

 三人は高校、大学と水泳を続け、結局地元に戻って『海棠スイミングスクール』に就職。名インストラクターとして活躍しています。


山本 たけし(やまもと たけし)

山本 たけし

 クロールの名手。開けっぴろげで大胆な性格。シャイな龍をいつも振り回していました。ただ、水泳部でも部長のひろしを常にサポートし、マネージャ以上に気遣う面は顧問が一目置いていたところ。常に前向きなオプティミストで、周囲を明るく元気にするムードメーカーでもありました。

川本 ひろし(かわもと ひろし)

川本 ひろし

 得意種目は平泳ぎ。四人の中では最も小柄で、中三時の160㌢で背の成長が止まり、メンバーからはいつもそのことでからかわれていました。その小さな身体から『アマガエル』と呼ばれていました。

 中学時代から女性には異常な程興味を示し、水着姿の女子部員に部長であることをいいことにいろんな理由をつけて近づきたがっていました。そのせいで先のニックネームは時折『エロアマガエル』と変化することも。そんな彼の行動規制を担っていたのはあつしと龍でした。

森本 あつし(もりもと あつし)

森本 あつし

 水泳選手らしからぬ、ちょっと小太りな体型。それでも自身はあまり気に掛けずに、大好きなスイーツをいつも口にしていました。

 リレーでは背泳ぎを担当。長い手のかきが豪快で、気持ち良い程の推進力が多くの部員を魅了しました。

 女性に対して耐性がなく、部活でも女子部員には一切近づくことができませんでした。そのため一時は同性愛嗜好を疑われたことも。そういう草食系の行動と体つきから、水泳部では『マナティあっちゃん』と呼ばれ、愛されていました。


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