真雪の独白~二日目の夜

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3.

 

 板東は私をベッドの端に座らせました。そして自分はベッドから降りて床に立ち、私に身体を向けてそそり立ったペニスを顔に近づけながら言いました。

 

「さあ、今夜も君の口で気持ちよくさせてくれないか」

 

 私は思わず身体を硬直させました。

 前の晩、やはりホテルでこうしてフェラチオを強要した板東は、いくらも経たないうちに高まって私の口の中に精を放ちました。私は舌にまつわりつくそのどろりとした生温かい感触に強い拒否感を持ち、ひどく咳き込みながら出されたものをすぐに全部床に吐き出しました。

 その生々しい記憶が残っていて、私はこの晩同じように目の前でビクンビクンと脈動している彼のものを咥えて刺激することにひどく抵抗を感じていたのです。

 

 

 そんな私の様子にしびれを切らした板東は、

「じゃあ僕も君を気持ちよくさせてあげるよ。横になってごらん」

と言い、再び私をベッドに仰向けに横たえ、自分は反対向きで身体を重ねて私の秘部に舌を這わせ始めました。


 クリトリスや愛裂を唇や舌で刺激されるうちに私の身体はどんどん熱くなっていきました。図らずも自分の中がしっとりと濡れ始めたのを感じ、思わず喘ぎ声を上げた時、板東は自分の堅くなったペニスをいきなり私の口に突っ込み、無理矢理咥えさせました。上からまっすぐに突き入れられて私は拒むことができず、さらにこのまままた口の中に射精されたら、と大きな不安に駆られ、身体の熱さも急速に冷めていきました。しかし板東はお構いなしにそのまま腰を大きく動かし、私の口の中を激しく蹂躙しました。何度も喉の奥を突かれ、呼吸も思うようにできず、苦しくて吐き気すら催し、涙が頬を流れていくのがわかりました。


 幸いこの夜は、板東が口の中に射精することはありませんでした。


 身体を離した彼は、私の顔を見ながら微笑み、「気持ちよかっただろう? 僕もとっても感じてたよ、ありがとう」と言って再び私の唇を舐め回しながらキスしてきました。

 私の口は、自分の唾液と板東が漏らす粘りけのある液でべちょべちょになっていました。その上この男にキスされたことで、彼の口の周りを濡らしていた私の愛液と彼の唾液が混じったものが、さらに私の唇に塗りたくられたことが自分自身どうしても許せなくて、私は咳き込みながらまた思わず手でごしごしと口元を拭いました。