Twin's Story 6 "Macadamia Nuts Chocolate Time"登場人物紹介

海棠ファミリー

《海棠ケンジ》

 『海棠スイミングスクール』のオーナー。36歳。大学時代に知り合った兵藤ミカと結婚後、地元の当スクールに勤める。中学時代からバタフライのエキスパートで、高校時代はインターハイの常連だった。

 高校時代に双子の妹のマユミと恋に落ち、深い男女の関係を続けていた。大学時代にマユミをケネスに泣く泣く譲って傷心の時期を過ごしたが、先輩のミカに親身にされるうち、心が傾いていった。

《海棠ミカ》

 大学時代の後輩、海棠ケンジと結婚。現在はケンジの地元のスイミングスクールを彼と二人で経営している。自身はクロールを得意とするスイマー。現在38歳。世話好きの姐御肌で、シャイなケンジをいつも振り回している感がある。物事は楽しまなければ意味がない、という信念の持ち主。ビールが大好きで、夏場はほぼ毎日、オフの時は一日に何度も飲まなければ生きていけない、と豪語する。

《海棠 龍》

 現在中学一年生。12歳。幼い頃から両親の元で水泳を学び、中一ですでに大会のレギュラーの一人に数えられている。子どもらしく明るい元気な少年。いとこのシンプソン真雪と健太郎に小さい頃から可愛がられ、特に真雪には少なからぬ好意を抱いている。


シンプソン・ファミリー

《ケネス・シンプソン》

 ケンジとは高校時代からの親友。現在37歳。家業はチョコレートハウス。ショコラティエの父親アルバートから英語、母親から大阪弁を仕込まれ、バイリンガル。極めて行動的なオプティミストで、ケンジとマユミの間の最適な位置にいつもいた。想い合っていたが結婚できなかった二人の心の支えになり、結果19歳でマユミと結婚した。

 

《シンプソン・マユミ》

 現在36歳。高校時代から双子の兄ケンジと2年半に及ぶ恋愛期間を過ごした後、ケンジの親友だったケネスと結婚。実質できちゃった婚で、生まれた双子のうち、兄の健太郎はケンジとの間の子、妹の真雪はケネスとの子という大変珍しい『異父双生児』を持つ。

 見た目ほのぼの系でかわいらしさをいつまでも保っているが、やることは意外に大胆だったりする。

《シンプソン健太郎》

 実はケンジとマユミの間に生まれた少年。16歳。双子の妹の真雪とともに『海棠スイミングスクール』に通い、ケンジの血を受け継ぎ、さらにこれも泳ぎのエキスパート、ケネスからの精神的な指導も入って、健太郎自身も高校ではバタフライの第一人者として活躍中。スクールのインストラクターで伯母にあたるミカに憧れている多感な高校二年生。

《シンプソン真雪》

 健太郎とは双子の兄妹の関係だが、健太郎の実の父親がケンジなのに対し、真雪は正真正銘ケネスとマユミの子。兄妹そろって『海棠スイミングスクール』に通い、特に平泳ぎはミカからの指導が奏功してかなりの腕前。幼い頃に経験した乗馬が病みつきになり、動物飼育関係の進路を目指している。四歳年下の従兄弟の龍をずっと弟のように可愛がっている。母親のマユミに似て巨乳の持ち主。


 

 

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